新築マンション投資

「恨み」の感情では何も生み出せない。今できることに全力を!

今回は、マンション建設中に起きたトラブルにより元請会社との請負契約を解除したあとの私の感情変化をお伝えしたいと思います。正直、辛い辛い日々でした。そんな中でいろんな人の支えがあり、前を向くことができました。きっと道は開けるはずです。

マンション建設中に起きたトラブルが気になる方はこちらをお読みください。

■ 請負契約解除後の工事再開以外に私が取った行動
〇 元請会社の行為を詐欺と考え、警察に相談
〇 元請会社担当者の行為に対し、刑事告訴
〇 被害を受けたオーナーたちと被害者の会を設立し、請負会社の責任追及

■ 元請会社の行為を詐欺と考え、警察に相談
元請会社は工事が中断する直前に決済金の前払いを要求してきました。これに対して私は完成させたい一心で下請業者に直接自己資金を支払うことで工事継続できるように対応しました。すると元請会社は子会社や社員が経営している会社を下請業者の見積もりの中に紛れ込ませ、私に資金を振り込ませました。その後、その私が振り込んだ会社による工事が行われれば問題ないのですが、工事はまったく進行することはなく、元請会社は破綻しました。
また、私以外にも同じように中間金や決済金の前払いを要求され、応じた施主が数名いたようで、被害総額は数億円に上るようです。
私は、この資金を集めておきながら工事を完成させない元請会社のやり口は違法(詐欺)ではないかと考え、警察に相談にいきました。
警察からは、「詐欺と認定するには「人を欺く行為」が必要です。少しでも工事が着工しているなら、それは工事を行う意思があり、「欺くつもりではなく、経営上の失敗」という反論がなりたってしまうので立件することは困難です。」と回答されました。

■ 元請会社担当者Aの行為に対し、刑事告訴
上記のような元請会社の行為には社員も関係していました。特の会社を所有していた社員Aが住宅設備を納品するという請求書を下請業者の見積に紛れ込ませて提出してきました。(当時はその会社が元請会社社員の会社と認識していませんでした。)
私はその会社に住宅設備代金として700万円を振り込みましたが、まったく納品されることはありませんでした。
後日、私はその社員Aになぜ納品されないのか確認したところ、「社長から借りていたお金の返済にあてるため、振り込まれた700万円は即日、元請会社社長の個人口座に振り込んだ。そのため住宅設備を購入するお金がない」という回答でした。私が「何とか納品ができないか」と詰め寄ると「騙さるほうが悪い」と電話を切られてしまいました。
さすがの私もこれには耐えられず、警察に社員Aを刑事告訴するために告訴状を提出しました。
これについては、警察も親身に時間を掛けて社員Aの会社口座や元請会社社長の口座など関係者を調査いただきました。お金の動きなどは裏付けが取れたようですが、警察から次の説明を受けました。
「あなたのおっしゃる通り、いろいろと事実確認ができましたが、それでも社員Aを詐欺として立件するのは困難です。理由は口座に振り込まれたお金をどう使うのかは口座所有者の自由だからです。まずは借金返済に使い、後から入金予定のお金で住宅設備を購入する予定だったという言い訳ができてしまいます。お金に色はついていないということです。それでも告訴しますか?」
警察から説明を受けたとき、私は新たな元請会社と契約をする直前まで進んでいましたので、これ以上、過去の「恨み」に取りつかれていては前に進めないと思い「告訴取り下げます」と伝えました。

■ 被害を受けた施主たちと被害者の会を設立し、元請会社の責任追及
上記のほかにも被害を受けた施主たちと「被害者の会」の立ち上げを検討していました。
私のほかにも、基礎工事しかできていないのに8割以上の工事代金を支払った施主などひどい状況でした。
立ち上げの目的は3つです。
・工事再開に向けた情報交換
・元請会社の責任追及
・私たちのような被害者を出さないための情報発信
私も当初は積極的に動いていこうと資料提供や取りまとめを行いましたが、私自身、元請会社への恨みの感情が強く出てきたため、これでは私の精神状態が持たないと感じ疎遠になりました。

■ 私の教訓
今回お話しした内容は「工事の再開」とは直結しないものです。どちらかというと元請会社に対する恨みの感情から来る責任追及だと思います。こういった行為によって救われるものもあるのだと思いますが、私はこれら一連の経験をしてこう思いました。
「恨みは生み出さない。勉強不足だった自分への高い授業料と考え、前に進もう」
この考えに至るまでは妻にも「元請会社に対する恨み」を話していました。でもあるときを境に「恨み」を話さなくなったことで、家の中でも「笑い」が聞こえるようになり、子供たちとも楽しく遊べるようになりました。
あのまま、「恨み」続けていたら、おそらく家族は離散し、私の精神は崩壊していたと思います。不動産投資を始めた目的「家族と一緒に夢の実現」を不動産で失うところでした。
高い授業料ではありましたが、人生の大きな勉強ができたと思いこれからも不動産投資を頑張りたいと思います。

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